東海・北陸中国帰国者支援・交流センター

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「医療通訳研修会」を開催しました

7月11日(金)、東海・北陸中国帰国者支援・交流センターで、「医療通訳研修会」を開催しました。

この研修は、富山・石川・福井・静岡・岐阜・愛知の6県の支援・相談員と自立支援通訳を対象としたもので、講師は「NPO法人多文化共生センターきょうと」に依頼しました。

当センター所長の開講挨拶に続き講義が始まり、整形外科、消化器に関する基本知識と医療通訳に必要な通訳技術などを、講義形式で学びました。
ついで、通訳する際のメモの取り方(ノートテーキング)のテクニックについて、記号や略字の活用方法など、具体的に指導を受けました。

後半は、医療現場を想定したロールプレイ。医師役(日本語)と患者役(中国語)の間に入って、メモを取りながら、「変形性膝関節症を訴える患者の病状説明を医師に伝える」「医師からの病名・薬剤名及び服用法などの説明を患者に伝える」練習を行いました。また、「虫垂炎」の処置処理を訴える患者の病状説明を医師に伝える」「医師からの病名・薬剤名・大腸カメラ検査の説明などを患者に伝える」練習を行いました。

最後に、「医療通訳の業務範囲」について、講師の考え方が示されました。 受講者からは、「参加型の研修で、最後まで緊張感を保ちながら、楽しく整形外科・、消化器に関する医療知識をたくさん勉強できた」などの感想が寄せられました。

東海・北陸中国帰国者支援・交流センター ホームページ担当



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